はじめに

このサイトは、ペットの犬たちに「犬鑑札」をつけてあげて欲しいという思いから作っています。
Instagramに犬鑑札をつけた愛犬の写真を"#DOGTAGRED"のハッシュタグをつけて投稿してください。こちらに掲載させていただきます。

ここからはこのサイトを作ったきっかけを書こうと思います。長文となりますがお読みいただければ幸いです。
犬を飼いたいな。
そんなことを漠然と思い始めた頃、保護犬と呼ばれる犬達のことを知りました。いろんな「人間」の事情によって、殺処分ギリギリの立場に追い込まれてしまった犬達の総称です。

たとえば販売目的で繁殖犬として生きている犬たちで繁殖できなくなった犬や、売れ残りとなった子犬たちは「用済み」なので処分されます。ニュースでも取り上げられるようになりましたよね。
もっと調べると、ペットとして育てられている犬たちだって殺処分されているんですよ。
人の勝手な事情で飼えなくなった犬や、予定外に増えてしまった子犬たち、虐待され続け死のギリギリに追いやられている犬もいます。不慮の事故であっても、ペットの犬が何かのトラブルに巻き込まれてしまったり、逃げたりすることは十分に考えられること。
保健所に持ち込まれて殺処分されてしまうかもしれないというのは、日本で生きているどの犬にも可能性があることなんです。

そんな死の間際に追いやられている犬達を保護し、助けようとしている人たちが「保護犬」と呼び、彼らを救い出そうとしています。わたしはこの保護犬の一匹を半年前に迎え入れました。たくさんの人が協力して救われた命です、ちゃんとわたしが守らなければ。


犬を飼っている多くの人がつけていない「犬鑑札」。保健所で犬は殺処分されてるんですよ?

さあ犬を迎え入れたのだから、まずは一緒に散歩するための首輪は買おうと思いました。
首輪には、この子の新しい呼び名のネームタグもつけてあげることにしました。
オシャレなデザインのものにするんだー!ってワクワクしていました。

そして素敵な首輪とネームタグを準備して満足していたとき、
市区町村への犬の登録と「犬鑑札」をつけることが法律で義務づけられていることを知りました。
「犬って犬鑑札をつけないといけないんだねー」と友人数名に話をしたら、意外と知らないんですよね。犬を飼っているのに。法律で義務付けされてるけど、これって努力義務(罰則の対象にならない義務)なの?って思いました。

よーく調べるといやいや罰金もあるじゃないの。
なぜ知らないの!?って驚きです。

さらにこの「犬鑑札」をもらうためには、市区町村の役所もしくは保健所にいくんですが、
保健所で犬は殺処分されているんです。
だったら保健所で配っている「犬鑑札」をつけて、”わたしの犬です”と登録しておくことは、彼らを殺処分から救う一番確実な方法じゃないですか。
オリジナルのネームタグより大事だったー!


早速つけてみたら、犬が嫌がりました。でもどうにかして上手につけたい!誰か教えて!

迎え入れた保護犬に早速、このネームタグと犬鑑札と注射済票(※本来、狂犬病発生予防のための国の取り組みなので、所在地登録の犬鑑札と予防注射の注射済票はセットでつけるもの)をつけました。
すると、つけるまで想像もしませんでしたが、とても怯えてしまったんです……
守るためのものだとしても、そんな理由を犬がわかるわけもないですから、
自分が動くたびに首元でちゃりちゃり鳴るのが、ただただた怖いようなんです。

困りました。

そこで付け方を工夫することにしました。
首輪のベルトの穴に小さなボルトで犬鑑札と注射済票を留めました。
そして首に触っても違和感がないように布でくるっと覆いました。

もっと良いアイデアがあるのかもしれません。

さらに市区町村によっては、形も大きさも違いますし、犬の体型にも良い悪いがあると思います。
もし素敵なアイデアがあったら、ここでみなさんと共有できたらいいなと思うんです。
また将来的にはここでみなさんに売買してもらってもいいんじゃないの?(笑)とまで思っています。

まずは目の前にいる一匹から。守れる命はすぐそばにあります。


このサイトは「今」だけに焦点を当てたサイトです。

このサイトは、法律が変わって保健所で犬鑑札が配られなくなったら必要のなくなるものだと思っています。
今の日本の法律で義務づけもされているのは「犬鑑札」です。これが一番、殺処分からその命を守れます。

これは「今」必要なサイトであり、未来のサイトではありません。
だから今すぐ気づいて欲しい!!!

殺処分なんて、ひどいじゃないですか!まだ生きていたかったかもしれないのに。
命の期限は、本人が決めればいい。わたしたちに出来ることは、守ってあげることだと思いませんか?

このサイトでは、犬鑑札をちゃんとつけてるよー!ってインスタグラムの写真にハッシュタグ「#dogtagred」をつけて投稿してもらうか、直接わたしに、ただ写真を撮って送ってもらいたいと考えています。
なぜなら、みんな付けていないからって考えるのではなく、みんな付けてるから!って考えを変えてもらいたいからです。

あなたは気づいていないかもしれないけれど、殺処分させているのはわたしたちなんです。

DOGTAGRED運営者:H